



宇宙実験の全ライフサイクルにわたり、利用者が意図する成果を確実に得られるよう、時には山岳ガイドのように、時には弁護士のように強力にサポートします。
宇宙で実験や利用活動を行うには地上にはないさまざまな制約があるため、実験テーマが選定されたら、直ちに研究者との緊密な調整を始め、さまざまな技術問題をクリアしていきます。実験内容が固まったら宇宙飛行士の訓練や地上管制官とともに本番さながらの訓練(シミュレーション)を実施。いよいよ「きぼう」で実験が行われる際は、実験装置のリモートコントロール、実験データの監視など地上からできることを全て実施し、宇宙実験を成功に導きます。
「きぼう」が本格稼動した現在、宇宙での安定した長期実験が可能になり、従来望むべくもなかった高品位な実験成果が得られつつあります。利用エンジニアリング部では、これまでに蓄積した経験とノウハウを駆使し、今後の宇宙利用の発展に貢献し続けます。

- ユーザーインテグレーション
- 宇宙実験を希望するユーザと綿密に打ち合わせ、宇宙で実施する内容を決め、地上試験や解析により、実験内容と実験装置や宇宙環境との適合性を確保します。実験のライフサイクル全体にわたり、ユーザの代弁者となって実験実現のために尽力します。
- 宇宙実験の準備
- ユーザインテグレーションで決定された実験内容を実現するための準備を行います。インストラクターによる宇宙飛行士への実験操作訓練、地上管制官によるシミュレーション、リハーサル、実験手順書の作成、試料等の補給や実験装置の保全などを行います。
- 宇宙実験の運用
- 地上管制官として、宇宙飛行士が実験を行う際の指示、実験装置の状態の監視とリモートコントロール、実験データの監視、異常時対応などを行います。長期の実験の場合は1ヵ月程度、短期の実験でも1週間程度を要するため、24時間3交替制で実験を支えます。
- 利用計画の国際調整
- 「きぼう」の利用には、試料の重量や電力、通信量、宇宙飛行士のスケジュールなど、多くの制約を受けます。そのため実施の数年前から国際調整を繰り返し、日本の宇宙実験を実施するための権利を確保していきます。
- 所在地
- 筑波事務所
〒300-0033
茨城県土浦市川口1-1-26 アーバンスクエア土浦ビル
TEL : 029-826-8751(代) FAX : 029-826-8761