THE FUTURE IS NOW

厳しい就活を勝ち抜いた若手社員が打ち明けるJAMSSの採用試験と面接のオモテとウラ

JAMSSでは新卒採用はもちろんのこと、経験者採用も実施してきました。入社して間もない若手社員に集まってもらい、求められる人材は?心がまえは?準備は?JAMSSならでは事情は?など、自身の体験談を余すところなく語ってもらいました。

宇宙開発を職業にしたいと思い、悩んだ結果、人間が主役の宇宙開発に関わりたいという結論を出してJAMSSを選択しました。

─ 宇宙業界を選んだ理由と、中でもJAMSSを選んだ理由を教えてください。

座談会 若手技術者編

─ 宇宙業界を選んだ理由と、中でもJAMSSを選んだ理由を教えてください。

星川大学時代は建築学科で、宇宙建築や人が宇宙でどのように生活するかといったことに興味がありました。有人というキーワードが重要だったので、宇宙に関する企業はいくつかありますが、JAMSSがそれに特化しているということで選びました。

寺田中学時代に『Newton』という雑誌でISS(国際宇宙ステーション)の完成特集を見て、その壮大さに感動して、有人宇宙に興味をもつきっかけとなりました。ISSをはじめとして、今後は月や火星の有人探査など、大きな変革期を迎えていて、それを肌で感じられる場所にいたいと思い、JAMSSを選びました。

酒見宇宙に行きたいという好奇心が原点でした。そこから宇宙に興味をもって、宇宙開発を職業にしたいと思い、どのような企業で宇宙開発に関わっていくのかと悩んだ結果、最終的には、人間が主役の宇宙開発に関わりたいという結論を出してJAMSSを選択しました。

─ 宇宙飛行士になる夢はもちませんでしたか。

─ 宇宙飛行士になる夢はもちませんでしたか。

酒見そういう夢をもったことはあります。夢は今でも変わらないのですが、仕事として行きたいのか、それともプライベートとして行きたいのか、まだはっきりしていません。

高宮僕も死ぬまでには宇宙に行きたいと思っていますが、今はお金が高いから行けません。うちのような会社が頑張っていると、チャンスが広がってくるのかなとモチベ―ションはあがります。

自分のミッションに対して根気よく取り組むことと、何ごとにもトライする気持ちは大事だと思います。就活でも同様ではないでしょうか。

─ 就活をするときに何が重要だと思いますか。

座談会 若手技術者編

─ 就活をするときに何が重要だと思いますか。

高宮今、安全にかかわる仕事をしていると、一品一品について捉え方が違うと見え方も違うので、常に悩むことは多々あります。その中で求められるのは、自分のミッションに対して根気よく取り組むことと、幅広い知識が要求されますから、何ごとにもトライする気持ちは大事だと思いますし、就活でも同様ではないでしょうか。

─ 就職を考えた時、学生時代に何をしたらいいでしょうか。

─ 就職を考えた時、学生時代に何をしたらいいでしょうか。

星川社会人になると長期で旅行も難しくなるので積極的に海外旅行に出かけるのが良いと思います。海外との調整では、単に英語力だけではなく、文化の違いへの理解も大事なので、色々な国に行って多様な文化に触れることは重要です。

寺田私は技術営業の一環で国際会議に行くことがあります。そのような場では外国人とすぐに打ち解けられる能力は大事だと感じるので、学生のうちにもっと海外経験を積んでおけばよかったと思います。

酒見JAMSSの先輩方とお会いして、自分の甘ったれた考えをボコボコにされる機会があってもよかったのではないかと思います。「社会は怖いところだぞ」という心構えをもって入社することは重要と思っていて、これ以上ないくらいにネガティブな想像ができていれば、ちょっとは回避できることもある。ポジティブな想像だけをもって自分の知らない環境に飛び込むよりも、怖いところだと心の準備をして行ったほうがいい。

高宮僕もそう思います。JAMSSの方はすごく個性的で、そういう方々と仕事をしていくうえでは、時間があれば、自分磨きをするとか。学生時代に誇れるようなことをやっていたら、それで会話も膨らむし。

酒見あとはネタ作り。飲み会のときに周囲を盛り上げられるように、ネタ作りに邁進するのもいい(笑い)。

採用試験に合格できなかったとしても、自分が興味ある企業の役員級の人たちと会う機会を与えてもらった経験は自分の利益になる、と一歩引いて考えていました。

─ ご自身が採用された理由は何だと思いますか。

高宮運があったと思いますが、僕が入った2013年はJAMSSの中途採用が多く、これもめぐり合わせです。そこに飛びついた自分の嗅覚は褒めてあげたいなと(笑い)。また、面接で誠意を示せたのではないかと。

酒見あまり自分個人に入り込まず、冷静さを保てたからと思っています。仮に採用試験に合格できなかったとしても、自分が興味ある企業の役員級の人たちと会う機会を与えてもらった経験は自分の利益になる、と一歩引いて考えていました。そういった考えもあって、面接中の質問に対して焦ることなく、このようなことを聞いているのは、こういうことを確かめたいからだろうとか、どれくらい慌てるかを見たいのだろうとかを考えながら答えるくらいの冷静さはあったので、そこがよかったのかなと。

寺田確かに冷静さは大事です。自分が意識していたのは、「宇宙が大好きです、宇宙をやりたいです」という熱意と客観的に冷静な視点をバランスよく保とうとしていました。「国の予算を使ってなぜ宇宙開発をやる必要があると思う?」と質問されたときに、「それは夢があるからです」と言った後に、「加えて国際政治もありますから」とただの宇宙好きではなく、客観的にも考えていますとアピールしました。

星川質問の意図をくみ取って、明確に論理的に答えたことなのかと思います。実際、業務を通して論理的に考える人とは仕事がスムーズに進むのを実感できるので、JAMSSでも仕事をするベースとしての論理的思考力は重要視していたなのではないでしょうか。

座談会 若手技術者編

JAMSSは新しいことにもアグレッシブなので、とてもワクワクすることが多いです。

─ 入社前と後では会社に対する印象は変わりましたか。

座談会 若手技術者編

─ 入社前と後では会社に対する印象は変わりましたか。

星川大学の先輩が一名いるのですが、最初はその方のイメージでした。その先輩はポジティブな意味で「個性的な人」ですが、それに劣らず個性的な人がいっぱいいるなと。ということで、そんなに大きく変わりませんでした。話をしていても面白いし、楽しい。特にベテランの方から様々な経験談や技術的な話を聞くことはとても勉強になり、楽しいです。

高宮みなさん矜持をもって自分の仕事をしているという印象を受けました。まじめだし、手を抜かない。

寺田人だけではなく、会社の中でやっていることもおもしろい。衛星やロケットを作っているところは堅いイメージだったのですが、JAMSSは新しいことにもアグレッシブなので、とてもワクワクすることが多いです。

酒見宇宙のことをやっている会社というイメージで入ったのですが、思っていたよりも宇宙以外の民間企業への転用が進んでいて、それにはかなり驚きました。私自身の業務でも民間にかかわることは多いです。今まで培ってきた技術を民間へ転用して、そこでブラッシュアップして宇宙開発へフィードバックする。長い目でみたとき、そうやって宇宙開発が進化していることが分かり、会社に対する印象が大きく変わりました。

コミュニケーションは1日では培えません。相手にも認めてもらえるように努力しています。

─ どのような能力や人柄がJAMSSの仕事に必要ですか。

星川やはり論理的な思考力と海外との調整力ですかね。技術は日々勉強していけば身につくものだし、調べたら何でもすぐに出てくる時代だから、それらを頭の中にインプットしているよりも、相手に伝わるようにどう表に出すかが大事です。

高宮ものを作っている会社ではないので、どう知らしめるか、理解させるか。それは形あるものを出すのではないので難しいのですが、形のないものを上手にアウトプットができるのがいいのではないでしょうか。

寺田ものづくりとは違って、相手は物よりも人が多いということが大きいですよね。

酒見ひらたくいうと、コミュニケーション能力はとても大事なのかなと。

星川日々の業務はメールも含めると6、7割は英語ですが、そこはだいぶ成長したかなと思います。アウトプットについても日々経験値が高まっていく感じです。

寺田海外に行ったときの挙動不審がなくなりました(笑い)。先輩に「おまえの握手はなっていない」と言われて、「堂々とお互いの懐を見せ合いながらするのだ」とアドバイスいただきました。

酒見学生時代と違って会社には職位があるので、例えば、ある立場で言えることと言えないことがあります。この人はこの立場だからこう言っているのであって、本意はここにあるのだろうなと考えながら行動できるようにはなりました。

高宮信頼してもらえるように、一方的ではなくて、相手のことを考えることに気を遣ってやってきました。コミュニケーションは1日では培えません。相手にも認めてもらえるように努力しています。いい関係を作れた人が増えてきたことは実感しています。

面接では質問者の意図をくみ取ること。なぜこのことを聞いているのか、何を期待しているのかとか、裏の裏に考えがありますから。

─ 入社試験や面接でのアドバイスはありますか。

座談会 若手技術者編

─ 入社試験や面接でのアドバイスはありますか。

星川ビビらない。

一同そうだね。

星川多少のハッタリも大事です。海外へ行ったときも、多少のハッタリがあったほうが相手に与える印象も違いますし、それで仕事がやりやすくなることもあります。質問者の意図をくみ取ること。なぜこのことを聞いているのかということを考えて答えられるか。やはり企業は人を選んでいるので、 何を期待しているのかとか、裏の裏に考えがありますから、その辺を自分なりにしっかり捉えられるかどうか。

高宮「なんでもやります」と即答するのがいいのか、考えたほうがいいのか、どれがいいのか。どれが正解だというわけでもなく、いいのが何パターンかあるから、それをチョイスできるか。

寺田私の場合、「これは君に向いているのではないか」とゴリ押しされましたが、「いや、こっちがやりたいです」と頑なに最後まで貫きました。

高宮俺はまったく逆パターン。「君はこっちが向いている」と言われ、「はい、わかりました」と(笑い)。

寺田面接時にはISS関係の業務への興味が大きかったのですが、実際の配属はISSとは少し違うベクトルの業務です。それでも一度経験してみると、奥が深くてやりがいがあります。この経験は将来の事業にきっと役立つと思っているので、まずこちらの道を究めようと思っています。モチベーションはアップしていますし、自分の柔軟性を確認できました(笑い)。

より大勢の人たちに宇宙や宇宙ビジネスを身近な存在として感じていただきたい。

─ 最後に皆様の「夢」は何でしょうか。

星川現在、宇宙に行けるのは特別な訓練を受けた宇宙飛行士だけです。将来は、限られた人だけではなく、多くの人たちが宇宙へ行けるようにしたい。そしてそれが私の使命だと思っています。

寺田より大勢の人たちに宇宙や宇宙ビジネスを身近な存在として感じていただきたい。これからは地球低軌道の商業化や民間だけの宇宙ステーションの商業化とか、宇宙ホテルとか、民間だけのさまざまな宇宙利用が出てきます。そういう中で、宇宙産の食べ物や部品などが民間へ浸透して、自分のやっている仕事を世間の人たちに認知していただきたいです。

高宮この業界が伸びると信じて入ってきました。伸びるからといって自分は努力をしないでいいのかというとそうではありません。宇宙に関する市場は今後も伸び続け、さらに発展していくでしょう。自分で努力をしてこの業界を発展させたいと望んでおり、一般の人たちに広がることを夢見て、絶対に生きている間に宇宙へ行きたいと考えています。

酒見お二人と似てしまうのですが、個人のレベルで宇宙利用が身近になることが夢です。多くの人たちにとって、宇宙開発はまだまだファンタジーの領域にあります。みなさんが気軽に、個人レベルで宇宙利用を始められるようになると、宇宙開発はファンタジーではなくなるので、そこを目指すのが夢です。

高宮日本ではJAMSSなど、宇宙関連の企業はそれほど多くはありませんが、海外には数多くの企業があります。それらの会社にも負けたくありません。世界が相手です。

プロフィール

星川 力
(有人宇宙技術部主務)

2011年4月新卒採用。「きぼう」の技術支援チームの一員で管制系と熱制御系を担当。宇宙ステーション補給機「こうのとり」の管制員でもある。

寺田 卓馬
(宇宙事業部主務)

2014年4月新卒採用。主にISSからの超小型衛星放出支援サービスや衛星データ利用事業を担当。次期宇宙ミッションの調査検討業務も行なう。

高宮 浩彰
(安全開発保証部副主任)

2013年8月経験者採用。「きぼう」に搭載される機器の安全性の評価を担当。安全性評価などに係わるNASAとの技術調整も行なう。

酒見 慶太
(安全開発保証部主務)

2015年4月新卒採用。宇宙機のソフトウェア検証技術を生かし、宇宙機や航空機、自動車などのソフトウェアの技術評価を行なう。