THE FUTURE IS NOW

有人宇宙の安全開発保証 SAFETY AND PRODUCT ASSURANCE OF MANNED SPACEシャープエッジ試験

クルーの生命を守る設計と開発

有人宇宙開発では、クルーの生命維持が大前提となります。「きぼう」では長期間の生命維持と安全の確保が求められるため、先ず機器類の安全性、信頼性の解析と評価が行われました。

3大ハザードと呼ばれる、火災、減圧、コンタミ(汚染)の防止策は勿論、それ以外のあらゆる可能性を追及して安全な開発を支援しました。

目標を達成する機能の保証

目標を達成する機能の保証開発中の「きぼう」

目標を達成する機能の保証

有人宇宙開発には多くの技術要素があるため、安全開発保証業務の内容は多岐にわたります。

「きぼう」を対象にスタートした私達の業務は、先ず宇宙飛行士の安全を最優先して考えられています。その為に、ありとあらゆる事態を想定して解析し、その解決策を考え、最終的に評価するというプロセスを、あらゆる機器に対して行ってきました。

「きぼう」の開発というステージでの業務は完了し、今後は運用段階での保守性や保全性の評価をし、「きぼう」という日本初の有人宇宙プロジェクトを成功裡に進行させるために貢献しています。

運用段階での業務

運用段階での業務安全に対する解析・評価

運用段階での業務信頼性・保全性に対する解析・評価

運用段階での業務品質保証に対する解析・評価

運用段階での業務

設計段階から、運用時を想定して保全性に対する解析と評価を行ってきました。国際宇宙ステーションではクルーの1日の活動スケジュールには制限があります。その為、修理が発生する可能性のあるものの確率などをもとに、短時間の修理か、簡単な交換で済むような仕組みを設計段階から考えました。
「きぼう」が実際に打ち上げられて運用が始まってからも、地上からのモニタにより監視を続け、安全性、保全性を維持しています。

(1)安全
宇宙機器、ソフトウェア、宇宙飛行士および地上運用者の作業の安全を、NASAやJAXAの宇宙基準で厳しくチェックします。さらに網羅的な解析手法を活用して見逃された危険がないか安全解析結果の評価を行います。

(2)信頼性
過酷な宇宙環境での機器・材料・電子部品の耐久性と故障時の影響評価(信頼性)、宇宙飛行士の作業時間を最小化するためのメンテナンス性の評価(保全性)を行います。

(3)品質保証
機器やソフトウェアがその機能・性能を発揮できる品質を確保していることを、製造過程や試験過程も含めて評価します。さらに不具合の再発防止のための活動を行います。