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NASAからシャープエッジ検査員として認定されました

2020/ 9/ 7

2020年7月14日、当社社員2名が、宇宙飛行士以外の技術者としては日本人初となる、Flight Crew Interface Test (FCIT)シャープエッジ検査員 (Sharp Edge Inspector) にNASAから認定されました。

Flight Crew Interface Test(FCIT)は、国際宇宙ステーションにて使用される機器に対して、宇宙飛行士が操作・または接触する部分 (クルーインターフェース)の安全性及び、操作性を、機器打上前に確認する活動です。
その中で今回の認定を受けた「シャープエッジ検査」は、船外用宇宙服を着て無重力・真空空間で作業する宇宙飛行士の生命を守るために行う重要な作業になります。

■シャープエッジ検査とは
機器にエッジ、ばり、など先端が鋭利で尖った箇所(シャープエッジ)が無いことを確認し、宇宙飛行士が機器に触れても問題ないことを検査する作業です。特に、国際宇宙ステーションの外部、宇宙空間に出て作業をする宇宙飛行士は真空環境、高温 / 低温温度環境、有害な放射線、スペースデブリなどという極限環境状態から船外用宇宙服により、守られています。もし、シャープエッジが在る機器を触ってしまい宇宙服が損傷すると、生命維持に必須な酸素が漏れてしまうなどの危険に晒される可能性がある為、そのような危険な状態は絶対に許されません。安全な船外活動を行ってもらうためにもシャープエッジ検査は、打上前の機器に対して、必要不可欠な検査として、行われています。

これまで国際宇宙ステーションにて使用される機器に対しては、宇宙飛行士自ら、もしくは同等の知識を持つNASAのベテランエンジニアが行っていました。この度、NASA での訓練、及びこれまで日本で行なわれた FCIT 支援の実績が認められ、当社社員 2名が、宇宙飛行士以外の技術者としては、日本人として初のシャープエッジ検査員として認定されました。

当社が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共に約20年に渡り積み重ねてきた実績と技量がNASAから認められたことは、当社のみならず日本の有人宇宙技術が醸成されたことを示す一つのマイルストーンとなります。今後も日本の有人宇宙技術を JAXA と共に支え、ミッションの安全、及び成功に貢献していきます。

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