THE FUTURE IS NOW

最先端のIV&VTHE MOST ADVANCED IV&V補給機「こうのとり」

補給機「こうのとり」での実績

宇宙ステーションへの補給機として重要な使命を担う「こうのとり」。万が一ステーションに衝突した場合、その損害は国際的なものとなり、ステーションクルーの命の危機につながりかねません。時速2万8千キロで飛行する宇宙ステーションと相対速度ゼロで10メートル下方に停止すること。その難しさはライフルの弾丸の8倍もの速さを持つ2つの弾丸をピタリと並走させることに相当します。

安全の脅威が最大になる最接近フェーズでの想定外動作を「ゼロ」にするため、米国マサチューセッツ工科大学 Nancy Leveson 研究室と共同研究を進めているSTAMP(Systems-Theoretic Accident Model and Process)手法を駆使し、宇宙ステーション、こうのとり、宇宙飛行士、地上管制を含む地球規模のネットワークシステムの安全解析を実施しています。

新型宇宙船を想定したリスク分析

新型宇宙船を想定したリスク分析

新型宇宙船を想定したリスク分析

新宇宙探査をターゲットにした新型宇宙船の概念設計およびそのリスク分析のため、南デンマーク大学 Erik Hollangel 研究室と共同研究を進めているレジリエンス・エンジニアリング手法を使い、予期しない環境変動に対してしなやかに適応できる強靭さ(レジリエンス)を設計に取り組む活動を行っています。

講演・論文

STAMPワークショップや、FRAMily JAPANなどでの講演や論文を通じ、宇宙分野で培った安全分析の取り組みを発表しております。

FRAM(Functional Resonance Analysis Metohod:機能共鳴分析)は、レジリエンス・エンジニアリングにおける安全分析のための手法です。従来の安全解析は、FTA(Fault Tree Analysis)のように、ハザードの原因を「故障」に求め、物事の「失敗」に着目するものです。これに対してFRAMは、事故は故障が無くても発生するという思想に基づき、外乱に柔軟に対応できる「成功要因」の分析を行うことに大きな特徴があります。

FRAMの詳細はこちら

動画はこちら(YouTube)

国内機関との共同研究

九州大学福田研究室との共同研究で、モデル検査技術を大規模なシステムに適応するための最適化技術、および SysML モデルからフォーマルモデル検査を行う技術を開発。

また、大阪大学井上研究室との共同研究により、プログラムのソースコードをもフォーマルモデル検査する技術を開発しています。