宇宙探査の実現
挑戦を、
もっと先に
Challenge
新たな
フロンティアへの挑戦
人類の活動領域を拡大し新たなフロンティアを開拓する大きなチャレンジです。
JAMSSはISS日本実験棟「きぼう」における開発・運用の経験や技術を発展させ、
宇宙探査に取り組んでいます。


Exploration ISSから探査へ
地球を周回する
国際宇宙ステーション(ISS)は、
1998年に打上げられて以来、
人類の有人宇宙活動の最前線として
運用されてきました。
そして、次の有人宇宙活動のステージとして、
月・火星探査を目指した取組みが世界各国の
宇宙機関を中心に進められています。
米国のアルテミス計画では、1960~1970年代のアポロ計画以来の有人月面探査を、2025年までに実現させるとしています。
また、JAXAやトヨタ自動車等では、2029年の月面への打上げを目指し、有人月面ローバ「LUNAR CRUISER」の研究も行われています。(*1)
JAMSSは火星衛星探査計画(MMX)や月周回有人拠点(Gateway)等、新たなフロンティアを開拓する宇宙探査へ貢献すべく、取組みを進めています。
*1 JAXAとトヨタの共同研究
https://www.jaxa.jp/press/2019/07/20190716a_j.html

mission-01
Gateway
月周回有人拠点
月周回有人拠点GatewayはNASAが主導するアルテミス計画において、
月面の有人活動のサポートと火星等の深宇宙探査に向けた
技術実証を目的とした宇宙ステーションです。
Gatewayは8つのモジュールとロボットアームから構成され、その中で日本は、バッテリの提供、環境制御・生命維持装置の提供、物資補給等により協力する予定です。
有人宇宙システムの開発において、クルーの生命を維持することは最も優先すべきことの1つであり、JAMSSは「きぼう」の技術支援および安全開発保証で培った技術を駆使して、Gatewayの環境制御・生命維持装置の開発・インテグレーション支援および安全審査支援を実施することで、将来の有人宇宙探査に向けて貢献しています。

mission-02
MMX
(火星衛星探査)
MMX(Martian Moons eXploration)は、
火星衛星の起源や火星圏の形成進化を明らかにすることを目的とした、
火星衛星探査ミッションです。
MMXでは、火星の衛星であるフォボスとダイモスを探査し、フォボス表面からサンプルを採取して地球に持ち帰る計画です。探査機を2024年度に打ち上げ、2029年度にサンプルを地球に持ち帰る計画で、世界で初めて火星圏のサンプルを持ち帰ることになります。*2
日本が誇る小天体サンプルリターン技術を武器に、日本が主導する最大級の火星圏探査国際共同ミッションです。 *2
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210915-mxt_uchukai01-000017876_2.pdf

JAMSSは、2019年よりMMXの運用準備業務を実施しており、探査機の打上げからサンプルの地上への回収までの全ての期間について、MMXのミッションを確実に遂行できるよう、探査機バスシステム、ミッション機器、地上システムを含めた全体システムの運用設計支援を実施しています。
また、国際宇宙ステーションやはやぶさ2の管制要員訓練での知見も活かし、MMXの管制要員訓練の計画検討を実施しています。

©JAXA
Lunar society
月面社会実現に
向けて
世界各国の宇宙機関が有人月面探査を推進し、また多くの企業も「月面社会」の実現に向けた様々な取組みを実施しています。JAMSSは、こうした有人月面探査に参画するとともに、ISS等を活用した地球低軌道有人活動の商業利用拡大を推進し、月面へとステップアップすることにより、「月面社会」の実現を目指します。また、現在政府や宇宙機関だけでなく多くの企業が、地球へ価値を還元する「月面社会」の実現に向けた様々な検討を実施しています。JAMSSも、月面社会の実現に向けた取組みに参画しています。(*3, *4, *5)
*3 フロンティアビジネス研究会|https://www.mri.co.jp/seminar/20191218.html
*4 有人与圧ローバが拓く“月面社会”勉強会|https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/tech/rover/
*5 SPACE FOODSPHERE|https://spacefoodsphere.jp

参照元:
Axiom selected by NASA for
access to
International Space Station port/ Axiom Space




Future
ひとと宇宙の未来を
つなぐ
ISSが終了する10年後に我々はどうありたいか?誰かのストーリーではなく、自分たちのありたい姿を思い描き、言葉にしたものが、昨年まとめた「ひとと宇宙の未来をつなぐ」というストーリーです。新しい挑戦を恐れず、ファーストペンギンのように最初の一歩を踏み出し、このストーリーを現実にしていきます。

Corporate mission
今までも、これからも
JAMSSの
「きぼう」運用
「宇宙での安全といえばJAMSS」極限環境で
求められる究極の運用技術で
ひとと宇宙をつないできました。
国際宇宙ステーション(ISS)計画における
「きぼう」「こうのとり」の運用、
宇宙飛行士や管制要員の訓練、
宇宙実験の実施などに携わってきました。
Service 宇宙をもっと、暮らしに
「宇宙での安全といえばJAMSS」
宇宙飛行士や管制要員の訓練、
宇宙実験での安全性・信頼性・保全性で
培った技術やノウハウで
地上の豊かな暮らしの発展にサービス提供を
通して貢献します。
-
究極の安全技術で
宇宙から見守る「安全と安心」
未来を支える -
構想を実現へ
あなたと宇宙をつなぐ「宇宙利用」
有人宇宙を地上へ