COMPANY
SDGs達成に
向けた取り組み
Initiatives for SDGs SDGsへの取り組み
JAMSSでは、SDGsをはじめとする、世界の持続可能な経済成長と社会的課題の解決に貢献するという社会的責任を果たすため、様々なプロジェクト等を通じてパートナーと連携しながら積極的に取り組んでいます。JAMSSが取り組んでいるSDGsに貢献している活動を紹介します。
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01 環境方針の策定
JAMSSでは、「環境方針」を定め、ひとと宇宙を結ぶシステム・インテグレータとして、その企業活動を通じて地球環境の保全に貢献するとともに、法的要求事項および顧客要請事項を遵守し、自然にやさしい社内プロセスの構築とその継続的改善により、汚染の予防と自然保護に対する企業の社会的責任を果たすことを宣言しています。
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02 国際宇宙ステーション
「きぼう」の運用JAXA殿は、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟を利用して、宇宙医学、創薬研究や新興国・宇宙途上国の小型衛星放出KiboCUBE等のプロジェクトを行い、SDGs に貢献しています。JAMSSは、JAXA殿からその国際宇宙ステーション「きぼう」の運用等の役割を担わさせて頂いております。
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03 「Kirara」
を活用した宇宙教育サービス宇宙の微小重力環境下では、対流や沈降の影響を受けないことで、地上より高品質なタンパク質結晶の生成が期待できます。「Kirara」は、国際宇宙ステーションを利用して高品質なタンパク質結晶を生成、提供する創薬支援サービスです。高品質な結晶が得られることで、より詳細なタンパク質構造の解析が期待でき、将来的な新薬開発への貢献につながります。
「Kirara」を活用した
小・中・高生向け宇宙教育プログラムKiraraサイエンスプログラムは、小・中・高校生が、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙実験に参加できる、課外活動プログラムです。探究学習の機会としてご利用いただけます。実験テーマは、宇宙実験の代表格「創薬研究」。具体的には、宇宙でタンパク質の結晶生成に取り組みます。
フライト証明書贈呈の様子はこちら
子供たちが実際に宇宙に打ち上げる実験サンプルの準備を行い、宇宙から帰還した結晶を観察します。「自分の作ったものが、本物のロケットで宇宙へ行く」それだけで、子どもたちにとって忘れられない体験となるでしょう。また、宇宙実験を入り口として、実験の基礎、科学技術への造詣だけでなく「宇宙で地球課題の解決方法を考える」という、これからの時代に求められるグローバルな視点を養います。2021年から始まった本プログラムは、これまでに、東京・茨城・福岡の子どもたちに提供しています。
実験サンプルを準備している様子
▼2022年-2023年のイベントの様子、参加者の声はこちら
▼2023年-2024年のイベントの様子、参加者の声はこちら
また、2023年からはKiraraサイエンスプログラムの海外展開も開始しています。2023年秋から2024年春にかけて、台湾の高校生40名が参加するプログラムが開催されました。この取り組みは、国立中央大学(台湾 桃園市)が主催し、国立加速器放射線研究センターによる協力、桃園市教育省による協賛、また台湾教育省から国立中央大学 宇宙物理工学センターへの助成金、及び” University STEM and Female Researcher Development Project”による資金提供を受け実現したものです。台湾における宇宙教育の機会提供と、国立中央大学における微小重力実験の能力獲得を目的にしています。JAMSSは、高品質タンパク質結晶生成サービス「Kirara」を活用した宇宙実験の機会と、技術支援、教材パッケージ「Kiraraサイエンスプログラム」を提供し、この取り組みを支援しました。
実験サンプルを準備する台湾の学生
ISS船内に浮かぶKirara装置
宇宙で生成されたタンパク質の結晶
Kiraraサイエンスプログラムに参加した台湾の高校生と関係者(国立中央大学、台湾桃園市)
▼イベントの様子と参加者の声はこちら
「Kirara」の空きスペースを活用したサービス
Kiraraシェアサービスは、「Kirara」の実験試料の空きスペースを利用し、お客様からお預かりした品物を宇宙に打ち上げ、ISSで約1か月間保管した後、地球に帰還、お客様にお返しするサービスです。これまで様々なものが宇宙へ飛び立ち、帰還しています。
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新潟上越産コシヒカリ、2023年宇宙の旅
子どもたちに農業や宇宙に興味を持ってもらいたいという願いから、田中産業 株式会社(新潟県上越市)様が、地元の東本町小学校と共同企画 『Kome Tane宇宙プロジェクト2022-2023』 を立ち上げました。種籾のサンプルをKiraraに搭載し、宇宙へ打ち上げ、地球に帰還した種籾は、地元小学生が栽培しています。
東日本大震災復興支援|宇宙を旅した金箔で日本酒を製造
東日本大震災の復興支援を行う(株)宙だよりスタジオ(大阪府八尾市)様は、金箔をKiraraに搭載し、宇宙へ打ち上げました。地球に帰還した金箔は、宙だよりスタジオ様の手から淡路島の酒蔵へ渡り、そこで作られる日本酒に使用されています。その日本酒の販売利益の一部は、東日本大震災の復興のため寄付されると共に、金箔の一部は福島県酒造組合に寄贈され、宇宙金箔酒として活用されています。28年前、阪神・淡路大震災で被災した淡路島から、12年前に東日本大震災で被災し今も復興が続く福島県へ、復興のバトンをつなぎ、エールを送る取り組みです。
▼2023年3月に打ち上げたKirara搭載品一覧はこちら
▼2023年11月に打ち上げたKirara搭載品一覧はこちら
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04 安全開発・ミッション保証(S&MA活動)を通じた自動運転・自動運航の安全解析、AI搭載システムの安全検証や人材育成等
SDGs実現の大前提である安全・安心確保の面で、持続可能で人に優しい安全・安心なシステムの社会展開に貢献。「Total Safety Solution Service」提供を掲げ、宇宙システムをはじめとするあらゆるシステムの安全かつ確実なミッション達成活動を通じて、関与する全てのヒト・モノ・財産の「安全」「安心」と「幸福」を創造し、SDGsに貢献します。
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05 宇宙から農業を支援する
衛星システムサービスこれまで、衛星データや気象データを活用し、稲を中心に、露地栽培作物に関する解析を行ってきました。この業務蓄積をもとに、2022年度より新たに、 衛星データと気象データを自動取得し、自宅でもリモートで稲作農地の生育状況を面的に把握できるアプリ「リモファーム(TM)」の提供を開始しました。
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