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JAMSSは、米国Axiom Space（アクシオム・スペース）社と国際宇宙ステーション（ISS）への初めての民間宇宙飛行士ミッション（Ax-1、2022年3月下旬予定）を活用した、「光触媒を用いた空気浄化装置の技術実証」を行うことで契約締結しました。JAMSSはAx-1でミッションを行う初めての国内企業です。

左：光触媒空気浄化装置（フライトモデル）

右：Axiom Space社CEO マイク・サファディーニ氏と当社社長古藤　※2017年3月撮影

JAMSSは、今後増加が見込まれる宇宙旅行における滞在生活の質（Quality Of Life:QOL）を向上させるため、場所を選ばず置ける簡易な空気浄化装置が必要になると考え、そのキー技術の一つである光触媒で世界をリードする「学校法人東京理科大学」「国立大学法人東京農工大学」と共同研究を進めてきました。打上げは米国SpaceX社のロケットで行い、Ax-1の民間宇宙飛行士が装置の設置・起動をした後、ISS にて1か月間程度運転を継続、その後装置を回収し評価を行う予定です。装置には、両大学との共同研究で宇宙用に開発された新型の光触媒フィルタが搭載されます。

Axiom Space 社はISSへの商業モジュール設置をNASAから承認されている唯一の民間会社であり、ISS 退役後にはAxiom Commercial Space Station を独自に運用する事を計画しています。JAMSSは2017年に同社と覚書(MOU)を交わしており、今後盛んになる民間宇宙滞在時代の事業展開を含め協力を開始しています。 今回の技術実証はその第一歩となります。

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