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JAMSSは大西・油井宇宙飛行士両ミッションにおける「健康管理運用」を支援しています - JAXAより2025年度新契約業務の実施企業に選定、複数のパートナーと連携強化-

2025.08.05

お知らせ

有人宇宙システム株式会社(以下当社)は、大西卓哉宇宙飛行士および油井亀美也宇宙飛行士による国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションにおいて、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が実施する健康管理運用業務を支援しています。

大西卓哉宇宙飛行士と油井亀美也宇宙飛行士 ©JAXA


この支援は、JAXAより「日本人宇宙飛行士の健康管理運用業務」の実施企業として当社が選定されたことに基づくものであり、2025年4月から2031年3月までの6年間、業務全体の統括を担う予定です。専門分野を担う複数のパートナーと連携しながら、日本人宇宙飛行士の健康管理を総合的に支援しています。

パートナー企業団体一覧(*ロゴ掲載のご許可をいただいた一部団体のみ掲載)


■    日本人宇宙飛行士ミッションにおける健康管理運用業務の概要
日本人宇宙飛行士に対して、各種訓練やミッションを安全かつ確実に遂行するための健康管理が行われています。特にISS長期滞在中は、微小重力・閉鎖隔離・宇宙放射線被ばくなどがもたらす健康影響リスクを最小化するため、地上から健康状態のモニタリングや評価、対策が行われます。また帰還後には、日常生活への早期復帰と飛行前の体力水準への回復を目的としたリハビリテーションが計画的に行われます。
 
■    当社の役割とビジネスパートナーとの連携
当社は、2009年に若田光一宇宙飛行士が日本人初となるISS長期滞在を実現した時から、日本人宇宙飛行士の健康管理運用業務に携わってきました。2021年度からは、運動、栄養管理、精神心理支援、放射線被ばく管理、宇宙食関連業務などを、国内の専門機関・企業と連携しながら実施しており、健康管理業務全体の統括を担っています。
 
■    2025~2030年度(予定)における主なビジネスパートナーと役割

※ここに記載のないパートナー様も、本支援に多方面でご協力いただいています。


■    今後の展望
2030年代以降、民間宇宙ステーションの建設や月面・火星探査が本格化する中で、私たちの活動領域も地上から地球低軌道を超え、月・火星へと確実に広がっていきます。こうした時代の中で、当社は長年蓄積してきた「健康管理運用」の知識と技術を活かし、民間宇宙飛行士や宇宙旅行者に対する健康管理サービスの提供を見据えるとともに、将来の月面・火星探査に必要とされる健康管理運用の在り方についても検討を進めてまいります。

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