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SERVICE|航空機の安全開発保証

宇宙開発や航空機開発で培った知識・経験を基に、お客様のお悩みを航空機の安全開発保証サービスで解決

航空機の安全開発保証

ジャンボジェット

「航空機に開発保証を適用しなければならないが、どうすればよいかわからない・・・」
「装備品に開発保証を適用しなければならないが、どうすればよいかわからない・・・」
「航空機のソフトウェアに開発保証を適用しなければならないが、どうすればよいかわからない・・・」
「航空機のFPGA/ASICに開発保証を適用しなければならないが、どうすればよいかわからない・・・」
「航空機や装備品に安全解析を実施しなければならないが、どうすればよいかわからない・・・」
「航空機や装備品にセキュリティ解析を実施しなければならないが、どうすればよいかわからない・・・」

JAMSSは宇宙開発や航空機開発で培った知識・経験を基に、お客様のこのようなお悩みを航空機の安全開発保証サービスで解決いたします。

サービス内容

JAMSSの航空機安全開発保証サービスを図1に示します。
航空機安全開発保証サービスは、航空機に関する安全開発保証の全ての範囲を網羅しています。

図1 日本における航空機装備品に関する基準体系

ARP4754: Guidelines for Development of Civil Aircraft and Systems
DO-297: Integrated Modular Avionics (IMA) Development Guidance and Certification Considerations
DO-178: Software Considerations in Airborne Systems and Equipment Certification
DO-254: Design Assurance Guidance for Airborne Electronic Hardware
ARP4761: Guidelines and Methods for Conducting the Safety Assessment Process on Civil Airborne Systems
DO-326: Airworthiness Security Process Specification

航空機安全開発保証サービスでは、以下をお客様に提供いたします。

ARP4754に基づく航空機 /
装備品の開発保証

国土交通省航空局等の認証当局が受け入れ可能なARP4754に基づく開発保証プロセスを、お客様の航空機や装備品の開発に適用いたします。

ARP4754は、航空機および航空機装備品のシステム開発に関するガイドラインです。ARP4754が規定する開発プロセスに従うことで、航空機や装備品の所要の機能を開発することができます。一方で、ガイドラインという位置付けではあるものの、お客様の開発に対しARP4754を適用する際にはノウハウが必要です。
航空機の型式証明においては、システム開発に関する開発保証活動が求められます。装備品認証においても、認証当局からシステム開発に関する開発保証活動が求められる場合があります。

JAMSSは宇宙分野で培った開発保証の知見および豊富な業務経験を基に、ARP4754に基づく開発保証をお客様にご提供いたします。それにより、厳格な開発プロセスに基づく航空機および装備品の確実な開発を実現いたします。

DO-297に基づくIMAの開発保証

国土交通省航空局等の認証当局が受け入れ可能なDO-297に基づく開発保証プロセスを、お客様の航空機や装備品の開発に適用いたします。

DO-297は、航空機に搭載する統合型航空電子機器(Integrated Modular Avionics: IMA)の開発に関するガイドラインです。近年の航空機では、1つの計算機で複数の機器の機能を担うIMAの搭載が増えています。DO-297が規定する開発プロセスに従うことで、IMAの所要の機能を開発することができます。一方で、ガイドラインという位置付けではあるものの、お客様の開発に対しDO-297を適用する際にはノウハウが必要です。
IMAが搭載される航空機の型式証明においては、IMAの特徴に応じた開発保証活動が求められます。また、装備品認証においても、認証当局からIMAに関する開発保証活動が求められる場合があります。

JAMSSは宇宙分野で培った開発保証の知見および豊富な業務経験を基に、DO-297に基づく開発保証をお客様にご提供いたします。それにより、IMAの確実な開発を実現いたします。

DO-178に基づくソフトウェアの開発保証 /
DO-254に基づく電子ハードウェアの開発保証

お客様の航空機搭載用ソフトウェアの開発に対し、国土交通省航空局等の認証当局がソフトウェアの認証基準として受け入れ可能なDO-178に基づく開発保証プロセスの適用をサポートいたします。同様に、お客様の航空機搭載用電子ハードウェア(FPGA、ASIC、PLD等のカスタムでプログラム可能な部品)の開発に対し、DO-254に基づく開発保証プロセスの適用をサポートいたします。

DO-178は、航空機に搭載するソフトウェアの開発に関するガイドラインです。また、DO-254は、航空機に搭載する電子ハードウェアの開発に関するガイドラインです。これらのガイドラインは、ソフトウェアや電子ハードウェアの安全への影響度に基づく開発の厳密度を規定しています。DO-178およびDO-254が規定するプロセスに従うことで、開発の厳密度に応じたソフトウェアおよび電子ハードウェアを開発することができます。一方で、ガイドラインという位置付けではあるものの、お客様の開発に対しDO-178およびDO-254を適用する際にはノウハウが必要です。
ソフトウェアおよび電子ハードウェアを搭載する航空機の型式証明においては、ソフトウェアおよび電子ハードウェアの開発保証活動が求められます。装備品認証においても、ソフトウェアおよび電子ハードウェアの開発保証活動が求められます。

JAMSSは宇宙分野で培ったソフトウェア開発保証の知見および豊富な業務経験を基に、DO-178やDO-254に基づく開発保証をお客様にご提供いたします。それにより、航空機のソフトウェアおよび高機能ハードウェアの確実な開発を実現いたします。

ARP4761に基づく安全解析

国土交通省航空局等の認証当局が認めているARP4761に基づく安全解析を、お客様の航空機や装備品の開発に適用いたします。

ARP4761は、航空機および装備品に対する安全解析のガイドラインです。ARP4761に基づく安全解析には以下の種類があります。

●航空機レベルの解析

・AFHA (Aircraft Functional Hazard Assessment)

・PASA (Preliminary Aircraft Safety Assessment)

・ASA (Aircraft Safety Assessment)

●システムレベルの解析

・SFHA (System Functional Hazard Assessment)

・PSSA (Preliminary System Safety Assessment)

・SSA (System Safety Assessment)

●共通要因の解析

・PRA (Particular Risk Analysis)

・CMA (Common Mode Analysis)

・ZSA (Zonal Safety Analysis)

これらの安全解析を適切な時期に適切な方法で航空機や装備品に対して実施し、解析結果を開発に反映します。それにより、安全性を有する航空機や装備品を開発することができます。一方で、ガイドラインという位置付けではあるものの、お客様の開発にARP4761に基づく安全解析のプロセスを適用する際にはノウハウが必要になります。また、安全の考え方を十分に理解した上で、安全解析を実施する必要があります。
航空機の型式証明においては、安全解析が求められます。装備品認証においても、商品性等の観点から安全解析が求められる場合があります。

JAMSSは宇宙分野で培った安全解析の知見およびARP4761の豊富な業務経験を基に、ARP4761に基づく安全解析をお客様にご提供いたします。それにより、安全な航空機や装備品を実現いたします。また、航空機や装備品に対する安全解析をJAMSSがお客様と共に実施することも可能です。

DO-326に基づくセキュリティ解析

国土交通省航空局等の認証当局が受け入れ可能なDO-326に基づくセキュリティ解析を、お客様の航空機や装備品の開発に適用いたします。

近年、IT業界や自動車業界と同様に、航空業界においてもサイバーセキュリティ対策が重要視されています。DO-326は、航空機および装備品に対するサイバーセキュリティ解析のガイドラインです。セキュリティ解析を、適切な時期に適切な方法で航空機や装備品に対して実施し、解析結果を開発に反映します。それにより、セキュリティを考慮した航空機や装備品を開発することができます。一方で、ガイドラインという位置付けではあるものの、お客様の開発にDO-326に基づくセキュリティ解析のプロセスを適用する際にはノウハウが必要になります。また、セキュリティに加え、安全の考え方についても十分に理解した上で、セキュリティ解析を実施する必要があります。
航空機の型式証明においては、今後、セキュリティ解析が求められます。また、装備品認証においても、今後、認証当局からセキュリティ解析が求められる場合があります。

JAMSSは宇宙分野で培った安全解析やセキュリティ解析の知見およびDO-326の豊富な業務経験を基に、DO-326に基づくセキュリティ解析をお客様にご提供いたします。それにより、セキュリティを考慮した航空機や装備品を実現いたします。また、航空機や装備品に対するセキュリティ解析をJAMSSがお客様と共に実施することも可能です。

航空機安全開発保証サービスの事例・実績

●10年以上のARP4754AおよびDO-297に基づく開発保証の業務実績 (OEMにおいてARP4754AおよびDO-297に基づく開発保証活動を実施)

●8年以上のDO-178B / DO-178CおよびDO-254に基づく開発保証の業務実績 (OEMおよび装備品メーカにおいて、DO-178B / DO-178CおよびDO-254に基づく開発保証活動を実施)

●10年以上のARP4761に基づく安全解析の業務実績 (OEMおよび装備品メーカにおいてARP4761に基づく安全解析を実施)

●3年以上のDO-326 / DO-326Aに関する業務経験 (DO-326を含むサイバーセキュリティ規格の調査・整備活動を研究機関と実施)

●2016年度以降、大学、企業、団体に対して航空装備品認証に係る講義を実施

●ARP4754等の規格を発行する団体(SAE)のワーキンググループメンバーとして活動

●DO-178等の規格を発行する団体(RTCA)のワーキンググループメンバーとして活動

豊富な業務実績を基にした航空機安全開発保証サービスをお客様にご提供いたします。ご依頼・ご相談やご質問は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

→ 安全開発保証

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