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「Kirara」5号機のミッションが完了しました
2023年11月10日にSpaceX社のドラゴン補給船29号機(SpX-29)で国際宇宙ステーションへ打ち上げられた「Kirara」サービス5号機は、約1か月の宇宙でのミッションを終え、今年1月5日に無事日本へ戻ってきました。
実験試料は、確認作業を終えて研究者や学生の皆さんに返却されました。今回の実験成果が、創薬研究や新素材研究等、最先端研究開発の一助になれば幸いです。
同時開催の宇宙教育ミッションでは、日本と台湾の中高生、計65名がタンパク質(リゾチーム)の結晶作りに挑戦しました。実験試料を確認した結果、多くの結晶が確認でき、見事、宇宙実験は成功裏に終わりました!今後、学生の皆さんは実験レポートをまとめ、3月の成果発表会でプレゼンテーションを行う予定です。
宇宙実験で得られたタンパク質(リゾチーム)の結晶
さらに、Kirara装置には、アジア各国の宇宙機関、及び宇宙ビジネス関係者の「宇宙へ届けたいメッセージ」を記録したSDカードも搭載されていました。目標や夢、願い、大切な人へのメッセージを宇宙へ届けました。
当社はKirara事業を通じて、近年盛り上がりを見せる宇宙業界を応援するとともに、今後も、民間事業ならではの利用者にとって使いやすく、柔軟なサービスを提供してまいります。
次回のKirara6号機打上げに関するご質問やご相談等ございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
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